公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞を受賞しました。
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的デザインコンペティションで、受賞した商品やサービスに付くGマークは、日本での認知率が約80%もあると言われています。
今回AI電話サービスが受賞したサービスは、AI電話サービスから派生した「認知力チェックサービス」です。 受賞概要はこちら
このサービスは、対話型AIを活用し認知症の早期発見を目指す、認知症リスクのある方を見守るものです。
ご本人、同僚、ご家族もその兆候に気付くことが難しい認知機能の低下を、電話により測定します。本サービスは、スマートフォンや固定電話から電話をかけ、数問の質問に回答すると認知機能をチェックし、判定結果をショートメッセージで通知します。定期的に、簡易に認知機能のチェックができるのが特徴です。
デザインのポイント
1.電話ごしに、3つの質問に回答するだけで20秒で認知機能を測定
2.アプリや専用の機器は不要。固定電話、スマートフォンなど電話ができる全ての端末に対応
3.正分類率93%。専門家監修の認知機能測定アルゴリズム
プロデューサー
株式会社NTTドコモ 小栗伸
ディレクター
株式会社NTTドコモ 近藤淳、日田勝、中村舞、太田賀南子、水野暁乃、丹羽麗香
デザイナー
株式会社NTTドコモ 吉野僚太朗、風間莉子、小林美沙子、大場祐樹、西田真佑
審査員のコメント
どこでも、誰でも使える電話というインフラを用いることで、20秒で気軽に認知力を確認できるサービス。認知機能の低下が疑われる本人の利用をどのように促進するのか、家族やステークホルダーがどう支援するのか、など運用面での課題はあるものの、認知症の早期発見は社会的にも大きなインパクトを持つため、意義あるサービスに育つことを期待して選定された。
担当審査委員| 内田 友紀 井上 裕太 緒方 壽人 水野 祐
現在は実証中のため、リリースに向けて準備しております。
AI電話サービスは、対話型AIの技術を通して、企業様の課題解決だけでなく、社会課題の解決にも積極的に取り組んでまいります。